編集のお手伝いをさせていただいております『月刊ソルトウォーター2017年12月号』(地球丸刊)が、2017年10月21日に発売となります。書店、釣具店等で販売しておりますので、お手にとっていただけると幸いです。地球丸のホームページはこちらまで。 今月号も、どこまでもモノに一番こだわる海のルアーフィッシング専門誌です! 特集は「これからのエギングが面白い!」です。 「エギング」とは、日本古来の漁具であるエギ(餌木:元々は木でつくられた海老や魚みたいな形をした疑似餌)を操作してイカを釣る釣りのことです。エギで釣るからエギingですね。主なターゲットはアオリイカです。 そのエギングが、いま、新たなる盛り上がりを見せているんです。若手の有望なエギンガー(エギングをする人の意)やシャクリスト(エギを操る際の竿の動かし方をシャクリというのですが、シャクリストはシャクリをする人の意)が、どんどん新しい釣り方や道具を開発しているんですね。使うルアーはエギだけなので入口はとってもシンプル。で、ありながら、なかなか奥の深い釣りが楽しめるため(そしてアオリイカは食べても美味しいため)、初心者もベテランも楽しめる釣りです。 コンテンツを見ますと・・ まずは湯川マサタカさんと木森直樹さんのコラボ釣行。 いま現在ももちろんですが、これからの次世代エギングを背負って立つふたりのエギンガーが、これからのエギングについて、釣りをしながらいろいろと語ってくれました。題して「僕らが発信する新しいエギング」。 具体的なキーワードとしては・・ デイ(日中)×シャロー(浅瀬)×ブラインド(見ないで釣る) です。 ふたりが並んで釣っていると、言葉を交わさなくても、互いの釣りを見るだけで会話できるような、そんな意思疎通がはかれているのが面白いところ。そこらへんについても色々と語ってくれてます。
続いて「パタパタが拓くエギングの未来」 パタパタ・・というのは、海老の脚のようなエラストマー製の突起物がパタパタ・・と小刻みに震える様子から名づけられた機能。古来の漁具であった時代からエギには鳥毛といって、鳥の羽をちょうど魚で言うと胸ビレにあたる位置につけているのが基本形だったのですが、2012年の春に始めてパタパタ系の始祖「EZ-Qキャスト」が発売されて以来「簡単にだれでもが釣れる」という性能の高さから、新たなる潮流として完全に認知され、そのファミリーはどんどん広がっています。そんなパタパタを開発した奇才・薗田隆次さんに、パタパタの歴史と未来について、多いに語ってもらっています。
さらには関東エギングの聖地とも言われる「伊豆半島」のエギを牽引する釣具屋さんの「いのまた釣具店」に、エギングのこれからについて聞いていたり、注目度急上昇中のSUP(スタンドアップパドル:一寸法師みたいに大きなサーフボードみたいな板の上に立ってパドルを漕いで進むスポーツ)をしながらエギングをしてみたらどうか?というチャレンジング的な企画があったり、春のでかイカに向けての予行演習を兼ねて晩秋の大型イカの釣り方をシャクリストの岡隆之さんに教えてもらったり・・・と盛りだくさん。
そして、人気企画でもある、編集部インプレッションも。秋~冬の新作エギングアイテムを実際に釣り場で使用して、その使い心地を読者と等身大目線でインプレッションする企画も行っております! まさにいま、そしてこれからのエギングがわかる一冊になっております!
第二特集では、晩秋に大型シーバスを狙える落ちアユパターンについて。 落ちアユとは、産卵のために上流から下流へと移動してきたり、弱って流されてくるアユのこと。それを流れの中で待ち構えてシーバスがバフッ!と食べるんですね。それを模した大型のルアーで釣る豪快なスタイルを、その道の第一人者である中野大輔さん、米澤弘通さんに聞きました。さらに、次世代シーバスアングラーでソルトウォーター賞を獲得した注目株の藤田知洋さんに、今年の落ちアユパターンの自己目標について教えてもらったり、大型リアルアユルアーのゴルゴーンを用いた釣り方を梶原利起さんに教えてもらったりと・・こちらも盛りだくさんの内容。 特別企画では、いよいよ本格シーズンを迎える岸からのタチウオ釣りにぴったりのワインドワームの新作「スパークスリム」の紹介と使い方、また人気のラパララインの秘密についても紹介。 そして連載も充実! まずは大好評の釣りガール、なおちんの連載! 「なおちんの笑顔で聞き出すエキスパート★テクニック」です。 なおちんこと、井上直美さん(本業はタレント・声優さんです)が、毎回異なるエキスパートに指南を受けて、その笑顔で極秘テクニックを聞きだしてしまおう!という企画です。こちら無料動画「動く!ソルトウォーター」とも連動していますので要チェックしてください!! 今回は「生きるレジェンド」とも称される大御所、チャーマスこと北村秀行さんを講師に迎え、船からのキャスティングゲームにチャレンジしています。なおちん、今回もやってくれてます。でっかいシイラが釣れてます。動画ではチャーマスさんとライターさんに罵声(?)・・もとい愛のある励ましの声を浴びさせられながら、頑張って大型のシイラやカツオを釣り上げている姿も観ることができます! ほかにもトモ清水さんによる『夜明けの新釣法』、尺超えメバルハンター山城剛さんのコラムエッセイ『釣れないときのがオモシロイ♪』、ブリーデンの開発を務める森健太郎さんによる『釣り思考の断片』、さらに話題沸騰中の「泉 裕文の痛快!ルアートレーダー」、ヒラメ釣りの第一人者・堀田光哉さんが執筆する「ヒラメMONO月記」などなど、他では読めない濃い連載が満載です! 水中写真家・知来 要さんによる新連載「ベイトフィッシュ魚っちんぐ」も必見! ルアーのモデルとなる小魚たちを美しい水中&水槽写真でチェックしてください!! 今回は模様が美しくも特徴的な・・・アジです! こんな盛りだくさんの12月号を、よろしくお願いします!!
第一特集 これからのエギングがオモシロイ! 僕らが発信する新しいエギング 湯川マサタカ 木森直樹/パタパタが拓くエギングの未来 薗田隆次/エギングのいまとこれから。猪股角太郎/SUPでエギング! その可能性とは? 細井 隆 山木一人/エギングタックル&エギ 注目の新作徹底インプレッション/来春にもつながる秋イカ後半のキロアップ狙い 岡 隆之 第二特集 今秋の落ちアユ狙い撃ち戦略 極限のランカーハントを追求する冒険者たちへ 中野大輔/扱いやすさ+ラトル効果のハイアピールで獲る! 米澤弘通/今年の僕の落ちアユ攻略テーマ「過去のデータを元に、ピンに着いたシーバスを効率よく狙って獲る」藤田知洋/ビッグベイトの取説 梶原利起 特別企画 常に「最新」の「定番」ラインとは?/アクアウェーブのNEWワインドワーム、スパークスリム。その仕上がり具合を試すべく淡路島に行ってみた! 無料連動動画 動く!ソルトウォーター 連載 本気のエギングアイテム論。湯川マサタカ/夜明けの新釣法 トモ清水/マルタ将軍のアウトドアショップえぐり術/アジングの道具立て 海老沢 謙×那珂湊の漁港&河口・武田 栄×泉南エリアの漁港・高木謙一郎×しまなみ海道、隣接漁港/痛快!ルアートレーダー 泉裕文/ヒラメMONO月記 堀田光哉×花くまゆうさく/釣れないときのがオモシロイ♪ 山城 剛/釣り思考の断片 森 健太郎/現場ショップ推奨 今月の買いルアー&ポイント攻略テクニック/読者の集い場・潮風ラジオ/NEWS&INFORMATION/SALTWATER基礎用語/オリムピックに潜入!エギングロッドができるまで/なんでそ~なるの? ヒロセマン/なおちんの笑顔で聞き出すエキスパート★テクニック 井上直美/SALTWATER読者アンケート&コメントハガキプレゼント/ベイトフィッシュ魚っちんぐ 知来 要 |