なんとなくポカポカといい陽気。明後日には、また雪になるかもしれないというなか、お昼がてら川へ、鳥を見に行って参りました。

ひさびさのトリ部でであります。

実は雪の日を挟んで、ちょこちょこと川には足を運んでいたんです。

雪直後。一面白銀の世界。

カルガモかな?

ちょこまかとハクセキレイ。

ちょこまかとセグロセキレイ。

カワセミ。

小鳥。

 

小さな鳥や、アオサギ、コサギ、カモ類などは数こそ減った気もしますが、変わらず。

ですが、私的に興味を持ち続けていたオオタカは、ついぞ姿を消してしまいました。

新たな食痕も見つからず。

ゴイサギの幼鳥もシャンシャンも姿を消し(これらについて詳しくはこちらの過去ブログをご参照ください)、ゴイサギの成鳥がたくさんいた〝楽園〟(フェンス囲いされた空地)にも、ほとんど鳥の姿は見られなくなってしまいました。

いくたびに会えていたような常連メンツが、ことごとくいなくなってしまったバーのようなさみしさ? 

きっと、季節の進行とともに、どこかに旅立っていったのでしょう。

いる鳥を観察しよう。

これはクサシギ・・かな?

尾を振りながら歩く姿が可愛いのです。

カルガモは少しふっくらしたような。毛艶もよくなった。

翼鏡も美しい。

流れを凝視するアオサギ。

雪解けでしょうか。水が濁ってます。

でもなんか、春っぽいなーと。そんなことを思っていた矢先・・。

あ!

キジのオスです。ついに遭遇!

きれいですねー。

実はオオタカによるコサギの食痕を6つ見つけた時点で「キジは食われてはいないだろうか?」と、しばらくの間、藪の中を探し続けていたんですね。

なぜか?

羽を拾うためです。毛鉤の材料にいいんです。

ですが、見つけることはできませんでした。

でも、やっぱりいた。食事中でした。

こんな心もとない藪で。

新たなる出会いに感謝。

猫も水を飲みに来ていました。

もしやシャンシャン、今日ならいるかも・・

そんな予感がして小走りで、シャンシャンの木へ。

・・おらず。

やはりもうこの地を去ってしまったのかもしれません。

 

ふと青空を見上げると、ツバメのような鳥が5~6羽、舞っていました。

ツバメにしてはずんぐりしてる。

速くて捉えるのが難しい。

クラカケアザラシのような。

後でネットで調べたところ、どうやらヒメアマツバメという鳥のよう。

水面を滑空して、ユスリカなんかを食べていたように見えました。

 

彼らはいつまでいるのだろう?

どこからこの川にやってきて、どこに去っていくのだろう?

線を引くような飛行があまりに気持ちよく、思いがけずジーンときてしまったのでした。〈若林〉□