本日の埼玉県南部はとても穏やかなお天気。 なんだかポカポカと暖かく(ダウンを羽織ってガツガツ歩いていると)汗ばむような陽気です。 ですがここしばらくは事務所作業。それはそれで楽しい作業なのですが、やはり時には陽にあたりたくなります。 で、やはり川へ。 トリ部です。
暖かな川辺でオナガガモ、ヒドリガモ、コガモが集まって日向ぼっこしていました。 近くにはカルガモも。 マガモです。流芯近くを通っているのは私に感づいて下流へと逃げているから。 そして上流へ。マガモの翼鏡はメタリックパープルできれいです。 このところの常連さん。ツグミ。 そしてイソシギ。 癒されます。 お!クイナ!?・・と思ったらコガモのメス。 そんな普段通りの川辺でしたが、ちょっとだけ違ったのはこちら。 ダイサギが2羽にアオサギが1羽。 このところダイサギはずっと同じ1羽だけかと思っていたのですが、今日は2羽いました。 と、思いきや、さらにもう1羽。 いずれも足の黒いチュウダイサギと呼ばれているやつのよう。 動き出す季節なのだろうか? 単なる偶然か。 またいた・・と、こいつが面白い行動をしていました。 浅瀬に生えた水草で足をガサゴソと。まるでコサギのようなガサガサ戦法でヌマチチブ?などを追い出してはついばんでいました。 コサギではよく見られる行動(ブログ【ちょっとコサギ考】を参照)ですが、ダイサギでは初めて見ました。でもやはりコサギのようにブルブルと震わせることはできず、ブルッ・・ブルッ・・ぐらい。やはり得意な狩りの方法ではないのでしょう。 そういや、コサギがいないな・・。 ・・・あ! いた・・(食われた痕だけど)。 食痕は川から2~3mほど。捕食者はやはりオオタカでしょうか。 結構、派手にやられています。もしかするとダイサギかもしれませんが、いや・・きっとコサギでしょう。 むしられるのは主に腹側の羽。 そろそろ渓流の解禁も近いので、視認性の高い毛鉤を巻くために少しだけ拝借しました。 昨年12月から、かれこれもう8例目のコサギ食痕。 確実に餌食になってます。 と・・歩いているとまたしても。 今度は川からはだいぶ離れた場所で。 なんだかわかりますでしょうか。 尾羽の先が白い。 これはキジバトでしょう。 翼部分は猛禽にはおそらくさほど食べられないので、きれいなキジ模様の羽は少なく、大部分は腹側のグレーの部分。 でも、少しだけありました。 これもいただきます。 やはりこれもオオタカの仕業かなー。それとも、つい先日見た別の猛禽か・・。 これです。鳥に詳しい人に聞いたところ、チョウゲンボウだろうとのこと。こいつかもしれないな・・。 そんなこんなで猛禽の捕食痕を続けざまに2例見つけて、なんとなくもぞもぞと、この川という場がまた動き出してきたのだろうかと。そんな期待も抱きつつ帰路へ。 辺りには小さな花が咲いてました。 なんかチリメンモンスターみたいだな・・。 角と牙をはやしたちっさい川辺のモンスター。 チョウもいました。〈冬 黄色 蝶〉で検索すれば、すぐに正体がわかってしまうこの時代。 モンキチョウでした。早春に羽化するのだそうです。 そして川ではニゴイが川底をスパスパと・・。 この川はスマートさん(ニゴイ)がとても多いのです。 最後に見たのはこちら。 巣作りの準備を始めたキジバトです。 猛禽に気をつけろよー。 (翼と首回りのきれいな羽が欲しかった・・)。 〈若林〉□
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