こちら埼玉南部は、春の嵐も去り、ぴかぴかの青空となりました。

これから気温がぐんぐん上昇するとのこと。それっと放出される花粉の行方がきがかりです・・。

さて、本日3月1日は、全国的な渓流釣りの解禁日です。

2月にすでに解禁を迎えている川もあれば、まだまだ先という川もあり、全国一律というわけではないのですが、多くの渓流が本日解禁を迎えます。

今年はどんな出会いが待っているのか。

どんな川時間を過ごすことができるのか。

とても楽しみです。

まだ少しサビの残った早春ヤマメに会いたいな。

小さくても色の濃い目玉の大きなイワナに会いたいな。

越えられないいつもの滝に会いたいな。

ひときわ鮮やかなキノコにも会いたいな。

人知れず地を這う小さな蛇にも

こっそりと羽を休める水生昆虫にも

長い時を思わせる岩肌にも

短い過去を想像させる食痕にも

すんごい根にも

苔むした斜面にも

ファンタジックな菌類にも

毛細血管のような地衣類にも

静かに眠る骨にも

音を抜かれきった木にも

 

濡れた花たちにも

暗がりを飛ぶ蝶にも

石の上の木にも

透過する光にも

甘い匂いにも

花崗岩の岩魚たち

岩穴のイワナたち。

仲間との川時間(このアイスコーヒーは失敗でした)。

 

小さい沢をまたぎ

緑のトンネルをくぐり

鳥にも気づき

何気ない足元の模様もイイね。

今年もずんずんと歩くのです!〈若林〉□

 

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