雨上がりの埼玉南部は青空です。これから週末に向けて気温がぐんぐんと上昇する予報。7月上旬の暖かさになるのだとも。

そんな「夏」を思わせる天気予報のさなか、「夏」に楽しい山釣りの一冊、『山釣りJOY2018』の見本誌をいただきました!

夏×源流=イワナ天国!

こんなキャッチ踊る表紙には釣りキチ三平。

この目! 三平の持ち味である「ちょっと我を忘れている目」ですね。

きっと川でイワナ釣ってるとき、自分もこんな目になってるんだろうなー。

 

ボリュームたっぷりの一冊です。

前半の「巻頭ドキュメント特集」は、まさにそれぞれの釣り人たちの〝天国〟からの報告。色とりどりの13話が、山釣りの魅力を伝えます。

山本素石さんにまつわる話とか、白ヤマトとか源流レインボーとか美しき天空の山並みに続く渓谷とか・・。

『RIVER-WALK Vol.2』と合わせて楽しめる内容も。

『RIVER-WALK』で諏訪の「ノボリ」について書いていただいた宮崎紀幸さんは「クダリ」の話を書いてるし、『RIVER-WALK』でもご執筆いただいた日本産鳥類の羽でテンカラを楽しむ西 教生さんは毛鉤の巻き方を披露してくれています。ぜひ、合わせてどうぞ・・。

次に達人の源流装備。

パッキングや服装など、経験に基づくノウハウが惜しげもなく公開されてます。釣った魚を写真におさめたい私は特に、山岳カメラマン杉村航さんの装備が気になりました。

そして『RIVER-WALK』にもご寄稿をいただいている佐藤成史さんの、山釣りのすがすがしい空気感が伝わってくる写真と詩。一冊の中における〝窓〟のような存在です。

さらにはテンカラ釣り入門に聖地・黒部のガイドに沢歩きのコツにロープワークにリスク回避にビギナーに優しい河川ガイドと・・

盛り込みがスゴイ!

で、ワタシ的にとても気になっている記事がモノクロにありました。

「源流奇譚」

まず、松島ひろしさんのイラストがめっちゃツボ!

怖いです。なのに親しみもある素敵なイラストです。

ゆっくり一話ずつ読んでいこうと思うのですが、最近気になっている阪東幸成さんの話だけちょっと読んでみたら、最後の5行でゾクッときました。

残りの5話も楽しみ楽しみ・・。

 

私も「巻頭ドキュメント特集」で1本、記事を書かせていただいております。

題して「いつもの『手前』の奥秩父」

 

大好きなホームリバーの奥秩父での一日をベースに、ホームリバーに通う楽しみについてまとめてみました。

記事の冒頭は、忘れた釣り竿を探しにいく場面。

ほんとにほんっとに、ここ数年の私はダメダメでして・・。

この記事の取材日の前日も「下見」と称して同じ川を歩いたのですが、釣り人の命とも言える釣り竿とリールを川に忘れて翌日の取材日に気づくという始末。

でもその前日に人生初の尺イワナを釣って、愛用のランディングネットを額縁に撮った一枚が記事のトビラに使われております。

で、そのランディングネットもつい先日、釣ったヤマメの撮影に夢中になっている間に流されて失ってしまうというダメっぷり。

いつもの川を歩くたびに思い出されるダメ話・・もとい、歩くたびに感じている喜びについて書かせていただいております。

 

そんな『山釣りJOY2018』(山と渓谷社刊)の発売は明日、4月19日です。

ぜひぜひ、ご覧になってくださいね!

 

☆RIVER-WALK First Issue、Vol.2発売中☆