あっという間に5月になりました。

すっかり春というよりも夏の陽気だった本日。

夕方はよい風が吹いておりました。

このところ水辺近くに目立つヒルザキツキミソウ。

マーガレット?

クサフジにはヒゲナガハナバチ(だと思います)。

ん?(首がよく回ります)

シロツメクサにはよくいるミツバチ。

アカツメクサにはなぜかナナホシテントウの幼虫が。

きれいですね。

万華鏡みたい。

これは・・なんでしょう?

はてな。

雨が降るとカモたちのスープになる湿地場に生えたヒキノカサ。

「蛙の傘」と書くのだそう。なんでもカエルがいるような所に生えるとか。

・・と、そこに・・ホントにいたー!

おそらくはトウキョウダルマガエル。

蛙の傘はつやっつやでした。

こんな所には青々としたスゲの仲間も。

ん? 煮干し?

魚が干上がっている。

アユ。

これはボラの幼魚のハク。その右にいるのはもっと小さな小魚。

川が氾濫した後に取り残されたのか、鳥が吐き出したのか・・。

 

鳥・・といえば、陸上ではキジがとても盛ん。

ケーッ!

ケーッ!

雄が多いのですが、雌もいました。

そして川の中ではこいつが元気。

うーやん。

ペンギンか、エトピリカのように水中を泳ぎ・・

写真右端に注目を。オイカワが飛びながら逃げてます。

だが、うーやんにはかなわず・・。

ああ・・

ごっくん。

もしかしてさっきの干上がった魚たちは消化不良のうーやんが吐きだしたのかも・・。

水中にもアユの死骸が。

苔をはむアユたち。

こちらはハク(ボラの幼魚)。まだ2㎝ぐらい。

そして小さな小魚たちも。

もちろんヌマチチブはたくさんいますが・・

大型魚でいえば、コイが抜け、マルタウグイが抜け、そして今はニゴイのシーズン。

思えば、この近くに事務所を移したのが昨年の6月。

あとひと月で、ぐるっと一年が回ったことに。

去年の5月31日にはこんなテナガエビをすくい・・

6月に入るとこんな空の下で

こんなナマズが釣れたのです。

 

そもそもこの川は(もう少しだけ下流ですが)、もう10年も前からナマズを釣りにきている川でして。

ナマズがいるからこの川なわけで。

ナマズがいなければ、ここ南埼玉の川そばに事務所を構えることもなかったでしょう。

ナマズに導かれた生活。

 

今年、ナマズはまだ見えません。

でももうその気配は感じています。

怖いぐらいの低空飛行で耳元をかすめるコウモリの大群・・

耳がおかしくなってしまったのではないかと思うオケラのジーー・・

そして背丈も越えそうな川辺の藪が迫って・・

 

ナマズまであともう少し。〈若林〉□

 

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