低気圧がまたひとつ通過して、季節がまた少し前進した本日の南埼玉。 なんとか無事に『月刊ソルトウォーター』の校了を終えることができましたが、まだまだ忙しい日々は続きます。 でも、そんなさなか、健康のためにも欠かさず行っている川散歩。 今日は瀬にコイがよく出ていました。 アユもちらほら。 雄キジが盛んに鳴いている川向かいの田んぼにもようやく水が張りはじめ・・。 水路にはドジョウがいたり、 水田には水浴びをする コチドリ(でしょうか?) 気持ちいー! ツバメはせっせと巣材探し。 どこに持っていくのでしょう。 定番の雄キジもいました(羽欲しい・・)。
そんななか、向かう先は〝楽園〟。周囲を金網で囲われた湿地帯。鳥にとっての安全圏で、カルガモのヒナを見ることができないか・・。 あ! アオサギ・・。樹上にいるってことは、巣作りを始めたのでしょうか? 飾り羽のだいぶ伸びたやつも・・。こりゃカルガモは難しいか・・。アオサギにとって、カルガモのヒナはごちそうに違いないから・・。 〝楽園〟の水たまりではコイのハタキ(産卵)も見ることができました。 そして楽園へと繋がる水路でも。 雄が雌を追尾する姿が。 まるでイトウのような(違うか・・) 雌は嫌がっているのかいないのか・・ 雄はしつこく後を追います。 コイはこの背中の盛り上がりが最高ですね。 求愛行動なのでしょうか? そして・・ ハタキ。 ハタキ。 こうやって、草などに卵を産みつけるんですね。 あっちでも。 しばらくの間、騒がしくなりそうです。 別の水路では、カメが甲羅干し。 ・・ん? いつものミドリガメの手前には、クサガメじゃありませんか。 試しに近づいてみると、やはりミドリガメは素早く水中へダイブ。本当に動きが素早い。そして警戒心が強い。 クサガメはもうちょい、のんびり屋さん。 この川で見たのは2回目ですが。昔、長い間飼っていたこともあり、好きなんです。クサガメ。 ちなみにこのクサガメ、つい最近まで日本の在来種だと思われていたのですが、いまでは江戸時代あたりに中国あたりから連れてこられた外来種であった・・という研究結果が支持されている模様。 甲羅の隆起した部分が3筋あるのが特徴ですね。 カメの観察を続けていると、上流からカルガモのペアがやってきました。 真横までくると、ガーガーガーと鳴きます。何言ってるんだろう・・。 こちらが退くと、すぐそこに向かって泳いできた。 どうやら「どけよ!」と言っていた模様。 でも急に「うわっ!」と驚いたように飛び立ちました。 どうやら〝ハタキ〟に肝を冷やした模様・・。 この川のどこかにカルガモに安住の地はあるのでしょうか。そしてヒナを見ることはできるのでしょうか・・。〈若林〉□
☆RIVER-WALK First Issue、Vol.2発売中☆
|