ソルトウォーター誌も無事に校了となり、本日は印刷所からのお問い合わせに備えて、やはり事務所へ・・。 でもずっと部屋にこもっていることもないので、こんな所に足を運んでまいりました。 大宮公園駅から徒歩5分ほどの所にある「歴史と民俗の博物館」。 ちょうどバックヤードに案内してくれるプチガイドツアーがあったので参加して、いかに博物館にとって害虫対策が大切であるかなどを学んだ後に・・お目当ての漁労コーナーへ・・。 縄文時代の丸木舟。これななんの木なんだろう。焦がして柔らかくしてくりぬくという。木彫りにも使えそうなテクニックですな。 で、こう使うのだそうですが・・絶対に無理でしょう!(でも慣れればできるのでしょう。すごいですね) で、今回、ちょっと気になったのは漁具と魚との類似性です。 まあ、ウナギを捕るドウが細長いとか、それぐらいなら気にならないのですが。たとえばこちら。 ヤマメヤス。ヤマメを傷つけないために先端が細く丸くていねいにつくられているのだとか。シュッとした感じがヤマメっぽいですよね。イワナヤスだとこうはならなそう。ほかカジカツキヤスやザコツツキヤスも展示されていましたが、やはりヤマメヤスが一番シュッとしてました。 で、こちらはヤマメトリドウ。広がった口を沢の上流側に向けて仕かけ、秋に流下するヤマメを捕るのだそう。やはりシュッとしています。なんか洗練感があるんですよね。ヤマメって。イワナが縄文ならヤマメは弥生みたいな感じ?(でもないか・・)。 お次はこちら。 ウナギカキヤス。冬場、泥の中にいるウナギを引っかけるヤスだそう。なにがスゴイかって、このヤスの金属部のカーブとかがウナギでしょ! これはウナギのドウが細長いのとは、わけが違うと思いませんか?
そしてちょっと脱線しますがこちら。 ジャカゴです。いわゆる現代のジャカゴって、金網の中に石ころをたくさん詰めたような護岸処理のことを呼んでいると思うのですが、その原型がこちらなのだそう。蛇籠。なるほど~。
話を戻しまして・・今回、最も心を惹かれたのがこちらです! これ! この曲線美! 美しく艶めかしい・・。名称は「○○○ウケ」。なにを捕る道具だと思います?(左にちょっと答えが出てますが・・)
こたえはこちら!
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