前線通過からの北西の風により、だいぶ涼しくなりました。

海釣りの雑誌『ソルトウォーター』の校了も佳境。

まだかまだか・・と待っている人もいる中でのブログ更新です。

 

突然ですが、アユとナマズの深イイ関係、ご存知でしょうか?

「鮎」と書けば、それはアユのことですよね。

ところが漢字の本場である中国では「鮎」はナマズを意味する漢字なのです。

では中国でアユを漢字で書くと・・それは「香魚」だそう。

香る魚。確かに。

では魚へんに「占う」で、なぜナマズなのか?

「占」という漢字には、ねばねばする・・みたいな意味があるのだそう。

「粘」とかを見ると、納得です。

ところで、日本でナマズは「鯰」と書きますよね。

では魚へんに「念じる」で、なぜナマズなのか?

「念」という漢字にも、ねばねばする・・みたいな意味があるのだそうです。

考えてみれば、「占う」も「念じる」も、なんだかちょっと意味が似ていますよね。

う~ん深イイ。・・深よくないですか?

ちなみに、ナマズは、「滑らか(なめらか)」+「頭(ず)」

なめず→ナマズ、だそう・・。

深よかないですか?

 

さておき。

このアユとナマズ。

この時期、川では、ナマズはアユを食べているようでして・・。

こんなルアーで狙っています。

シェリー95Fウエイトロックというルアーのアユカラーです。艶めかしい・・。

これで流下するアユを演出して、瀬尻のその下で待ち構えているナマズを騙すというわけです。

じゅぼーんと。

これから、秋が深まるにつれて、アユは「落ちアユ」と呼ばれる産卵期。さらに下流へと降っていきます。そしてナマズも涼しくなるにつれ、深場のある下流へと降っていく季節。

それを追って、私も川を降っていきたいなーと・・そんなことを思っているこの頃なのです。

 

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