このところ生暖かい北風がよく吹いています。 北寄りの風なのに、なぜ生暖かいのだろう・・。 さて。 最近、気になっていたのが近所の川のヒドリガモでした。 最初に見たのが11月26日。 何者かに首から上をちぎられて死んでました。 発見当初はおそらく死にたてで、カラスについばまれていました。 襲ったのはオオタカか、ただ首から先だけないのは不思議な気もするのでイタチなどの獣ではないかというご意見もありました。その4日後には、実際にこの目でオオタカがヒドリガモの群れに突っ込んでいく狩りを観察しましたので(狩りは失敗)、オオタカがヒドリガモを襲うのは現実的な話しなのですが・・。 ともあれ、自然を生きる者は還元されていくものだから、おそらくはタヌキかイタチにでも夜のうちに食べられてしまうのだろう・・なんて考えていたんです。 ですが、予想とは裏腹に、次の日も、また次の日も、ヒドリガモは多少ついばまれたぐらいで、そのまま丸々とした身体を横たえていたのです。 「還元できない」・・とは、つい先日、写真家の二神慎之介さんが鹿についてかかれた文章を読んで以来、心に留まっている言葉なのですが、いつまでたってもそのままでいるヒドリガモが少し気の毒になりました。 12月1日の夕暮れ。 もう見つけてから5日経ってましたから。 このままかもしれないな・・と思っていたのですが。 土日を挟んで月曜日、12月4日に覗きに行ってみると・・ 羽根を残していなくなっておりました。 夜のうちに、タヌキが食べたのかもしれませんね。 そして本日もヒドリガモのその後を確認。からの昼休みウォーキングをしておりましたところ・・ こんどは別のトリが・・。 セグロセキレイです。 ちょうど線路の真下でしたから、ロードキルならぬレールキルに見舞われてしまったのかもしれません。 背中の羽がとてもきれいでした。 数枚、毛鉤用の羽根をいただいて、その場を後にしました。 きっと明日にはいなくなっているだろうから。 ハクセキレイとともに、セグロセキレイは人を近くまで寄らせてくれる稀有なトリ。 よくよく見ると、きれいなんですよねー。 ガルウイング!
そんなお昼のウォーキングでした。〈若林〉□
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