すっかり春めいてしまったこの頃。

日中もほぼほぼ眠い、完全な花粉症の時期に突入です。

奥秩父など、渓流の解禁ももうすぐですが、あの茶色いスギ林、考えただけで・・ZZZ。いや、本当に眠くなるんですよ、花粉症って。

さて。

このところ、ちらほらと川へは行っていたのですが、なかなかアップする気持ちがもたげず、すっかりご無沙汰となってしまっていたトリ部です。

数日の内容なので、ざざーっと早めくりで行きたいと思います。

まず、ツグミが増えました。

1mぐらいまで近寄れるのに、カメラを構えるとカカッ、ククッと逃げて行きます。

コサギの冠羽が伸びました。今年はついぞ猛禽にやられなかったな・・。

やられていた・・といえば、こちらはハクセキレイ。羽の色から若鳥かな?

そしてカワラバト。今期の定番です。もうほとんどイワシですね。イワシ。

道を歩いていても・・トリの死骸に敏感になってしまった・・。

ハンターはお前か!? 耳が欠けている。不妊手術済みということだろうか。

こいつはもうちょい野生に馴染んでいそうなタイプ。

猛禽はチョウゲンボウ。あとはノスリが多く、オオタカはほとんど見ません。

オオフサモのマットはコサギのエサ場。

休畑脇の枯原はキジのエサ場。

ハトが少したくましくなっている。

この距離感が好き。

かなり唐突ですが、近頃読んでるトリの本①日本の野鳥650(平凡社)。とにかく写真が多くて1種類につき3~4点を見比べられるのがイイ感じです。

近頃読んでるトリの本②小鳥草子(山と渓谷社)。ゆるーい4コマ漫画とほのぼのエッセイが交互に納められている構成・・かと思いきや、自分が小鳥色になる着こなしとか、次に出てくる鳥類学者の川上和人さんにインタビューしてたりとか…小さな鳥の雑誌みたい。

近頃読んでるトリの本③鳥類学者 無謀にも恐竜を語る(新潮文庫)。恐竜はトリの祖先・・であるから、トリを見れば、恐竜のことがわかってしまう・・という本。不要な思考の飛躍を怖れるがためにつまらなくなる学者の本・・の真逆。面白い!・・が、どこまでが本気でどこからが冗談なのかわかりづらい。・・が、「とりあえずは信用して読んでみよう」と思わせるなにかがある。きっとズルいようでズルいことを極力しないように書いているから、なのかも・・。

そして近頃読んでるトリの本④見つけて楽しむ身近な野鳥の観察ガイド(緑書房)。『RIVER-WALK』にもご寄稿いただいている鳥類学者の西 教生さんが執筆陣にいる鳥観察ガイド本。まず表紙が渋い! ジョウビタキは大人気のトリ・・ではあるが、なぜ地味なメスなのか!? でもこの本、一冊を通してこんな感じ。「映え」を期待して見ると少し肩透かしを食らうが、トリ部にはよくわかるんです。実際、野外で観察するトリって「映え」よりも「萎え」のほうが多いってことを・・。トリを見て種類がわかってよかったよかった・・では終わらせない。その先にこそトリ観察の醍醐味がある!と言わんばかりの一冊。トリ部指定教科書に認定。

再び川に戻ってきました。

こちら悠々と泳ぐヒドリガモのメス。

奥がメス。手前がオス。すっかり繁殖羽。

カルガモのペア?とコガモのオス。

ん? これはなんでしょう? ヒドリガモ系ではありますが、メスとも違うし・・エクリプス(非生殖羽)のオス? それともアメリカヒドリとの混血でしょうか。

これがヒドリガモのメス。

メンズはこんな感じですから・・ナゾです。

ナゾ・・と言えば、カルガモを引き連れて泳ぐ左のカモも・・。

なんだろう?

なんでしょう?

後頭部が少し青い。これはもしや、マガモのオスのエクリプスでしょうか?

他のオスはこんな感じですから・・(右はコガモメス)。

だいぶ出遅れてるぞー。

で、またしても唐突ではありますが、先日、原宿の太田記念美術館に小原古邨(おばら・こそん)という明治から昭和初期に活躍された木版画作家の展示を見に行ってきました。お目当ては上写真の「踊る狐」だったのですが・・

画集を買ってみたところ、トリが濃い!

なかでも気に入ったのが、左の「月に木菟」。タッチもさることながら、構図の妙にしびれました。

でもこの版画の展示は今週から入れ替わる後半からとのこと(踊る狐は前半だったので、なんとか前半に行きたかったのです)。気になったら、また見に行こう・・。

 

と、駆け足の週刊トリ部でした。

最後に本日みかけたウグイ。

ファットさん(産卵遡上するぶっといコイ)もやってきましたし、ログ・サーモン(マルタウグイ)もそろそろです。忙しくなるぞー。〈若林〉□

 

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