発売まで1週間を切った『考えるロックフィッシュゲーム 佐藤文紀』。

本日も「考えるRFGの魅力」と題して、この本のPRをさせていただきます!

今回のテーマは【魚が主役】です。

 

・・いや、もちろん主役は佐藤文紀さんなわけですが(笑)。

佐藤さんも編集担当の私(若林)も、大の魚好き。水族館に行くと自然に見る魚見る魚の解説(というか思い入れ)を話し始めてしまう、ある意味やっかいな人なのです。

で、この本の取材をする際に、二人の間で暗黙の了解のように決めていたことが「魚が主役」ということです。とにかくロックフィッシュというカッコいい魚をカッコよく見せたい。その思いを込めて毎回の取材に臨んでいたことを思い出します。

いかつくカッコいいオオモンハタ。

分厚いくちびるがそそるアイナメ。

まさに海の宝たる美しさのキジハタ。

時に水中で撮影した一枚も。カサゴです。ガシラです。

何ともいえないベッコウ柄のベッコウゾイ!

こんな感じに、魚を見てうっとりできるのも、この本の持ち味だと言えるでしょう!

で、魚を美しく・・といえば、こちらですよね。

サクラマスです。これはロックフィッシュではありませんが、佐藤さんはトラウトも大好きで、渓流釣りの本『RIVER-WALK』にもたびたびご寄稿いただいてます。サクラマスも美しい魚ですから、できるだけきれいに写真におさめたい。そのマインドはロックフィッシュにも通じています。

こんな感じ。

魚って釣り上げた後も、不思議と水の近くで撮影すると美しく見えるんですよね。

オオモンハタ、カッコいい・・・。

番外編のニゴイです(※この本には掲載されていません)

 

言いたいことは、釣り上げた一匹との出会いを大切に。ということなんです。

裏表紙にはプロズワン(佐藤さんの会社)の広告が入っています。

まさにメッセージがそれ!

 

ちなみに手で持っている表紙の一枚も、そんな気持ちの表れだったりします。

正直、ハタはなかなか歯が鋭い魚ですから、ブラックバスやシーバスのような気持ちで口を手で持ったりすると結構痛いです。場合によっては軽くケガします(それはシーバスも同じですが)。なのでそこらへんは人それぞれなのですが、そこらへんも含めてのトータルな考えによって、今回はこの写真を表紙に選びました。

こだわりの詰まった一冊。

巻末にはこんな記事も入っています。

深い所から釣り上げてくると、浮力調節をする浮き袋が膨らんでしまうんですね。それを戻すことで釣った後に逃がした場合の生存率を高めると。そのための手法を山口県水産研究センターを訪れて教えてもらい紹介しています。

逃がすにしても食べるにしても、一匹との出会いを大切に。

美しいロックフィッシュはそんな気持ちにさせてくれる魚なのです。〈若林〉□

 

☆『考えるロックフィッシュゲーム 佐藤文紀』2019年7月15日発売開始です!☆(詳しい販売方法はこちらにて)