梅雨時ぐらいから少しずつ準備を進めてきた本がようやく刷り上がりました!

ジャーン! シーバスのルアーフィッシング専門誌である『シーバスライフ』(つり人社刊)です。

メインフォトグラファーにマツケンこと松本賢治氏を迎え、一冊の編集をRIVER-WALK社が担当させていただきました。奇数月の隔月発売で、リニューアル創刊号は2019年9月13日(明日です!)となっております。

「リニューアル創刊」というのは、「日本で唯一のシーバスフィッシング専門誌」であった前身『ザ・シーバス』を引き継いでの創刊ということでして、ザ・シーバスファンにも恥じぬ内容を作りたいと頑張って編集しました。

編集の方針につきましては、出版元であるつり人社の「つり人オンライン」内コラム「幸せになれるシーバス釣りを提案します!」をご覧ください。

 

こちらがシーバスという魚です。

シーバス(SEABASS)というのは、和製英語でして、日本名はスズキです。

大きさによって名前の変わる出世魚で、関東だとセイゴ→フッコ→スズキ。関西ではフッコのことをハネと呼んだりしています。

北海道にもいるのかな? いないのかな?

本州、四国、九州のあらゆる所に棲息する魚で、磯から堤防、サーフ、川、運河、ベイエリア、干潟などなど、さまざまな環境に適応しています。

このシーバスは俗に言うフィッシュイーター(魚食魚)でありまして、季節や場所に応じてカタクチイワシやマイワシ、ボラ、コノシロ、サッパ、ハゼ、フナ、サヨリ、アユ、ウグイ、トウゴロウイワシ、ハタハタなどなど、実に多くの小魚を食べています。

で、主にこの小魚たちをイミテート(模倣)したルアー(疑似餌)で、シーバスをねらう釣りが、いわゆる「シーバスのルアーフィッシング」というものです。

ルアーの一例です。

シーバスは小魚のほか、バチと呼ばれるゴカイ類や、カニ、エビ、アミなども食べますので、時にそれらをイメージしたルアーを用いたりもします。早春のバチ抜け(ゴカイの産卵)に合わせた釣り方は、とても有名です。

・・と、シーバス釣りについての説明を少しさせていただきましたが、『シーバスライフ』はざっくり言いますと、このシーバス釣りを楽しんで幸せになろう!・・という雑誌です。

先にも述べましたが、メインフォトグラファーは松本賢治カメラマン。

グッとくる臨場感・・。カッコいい写真が満載ですから、彼の写真を眺めるだけでも、ルアー1個分のお金をこの雑誌に使う価値は十分にあるかと思います。

私(若林)も、渓流釣りの本『RIVER-WALK』的な写真だったり文章だったり記事だったりをシコシコと作成しております。

わかりやすいハウツー記事も掲載しています。

こちらはブルーブルーの高橋優介さんにご協力いただいた「ボラを意識した水面でのシーバスの釣り方」の解説。

川などでルアーを流して釣る「ドリフト」の釣りも解説。

秋になると、たとえばアユなどは産卵のために川を下ります。「落ちアユ」と呼ばれる状態ですが、そんな流下するアユをイミテートする釣りが、このドリフトだったりもするのです。

そしてユルめの用語解説も・・。

シーバスの魅力、シーバス釣りの魅力が詰まった一冊、『シーバスライフ』をぜひご覧になってくださいね!〈若林〉

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