本日は低気圧通過後の春らしい吹き返し。花粉がめちゃくちゃ飛びまくっております‥。

『シーバスライフ』誌の校了をなんとか終え(ご協力ありがとうございました!)、それでもまだまだ余裕はないのですが、ちょっとだけ川へ。

実は本日、潟にてうれしい鳥との出会いがありました。

ジャーン。ホシハジロです。潟では初見。

ホシハジロと言えば、同じ埼玉の遊水地にて、

こんな感じに群れている姿は観たことがありました。

ですが、潟では初めて。

潟の常連ガモと言えば、カルガモ。そしてコガモです。

すっかり頭が美瑛の丘となったコガモオス。

このように潟のウワズミ‥通称「潟スープ」をすすっております。

ほかアシの根まわりをつついたり、カルガモはザリガニを捕って食べたりもしています。

ところでこのホシハジロ。ごらんのような立派な水かきをもっています。「潜水ガモ」と言われ、水に潜って貝や水草などを食べるのが得意なのだそう。

同じく潜水ガモの仲間であるキンクロハジロ。

ちょっとカルガモやコガモ、マガモなど、いわゆる「淡水ガモ」と呼ばれる連中とは顔つきが違いますよね。

オオバンもそうですが、潜水が得意なやつらは、基本的に潟にはあまり来ないような気がします。潟からすぐつながる本流にはオオバンやカイツブリ、そしてキンクロハジロなどは観ることができますが、潟には入ってきたのを見たことがありません。

きっと潜水できないからじゃないでしょうか‥。

なにせ潟は、水深が平常時で10㎝ほどの三面護岸ですから‥。

勢い潜水などをしようものなら、クチバシをコンクリにガツンッと‥。

潜れない‥といえば、カワウも見たことがありません。

 

ともあれ。川を歩いてきました。

群れているのはヒドリガモ。

もうそろそろ北への旅立ちを意識するころでしょうか。

水辺ではイソシギがユスリカを追っていました。

橋脚には北風から逃げてきたカワラバト。

メスを追うオスキジも。

ワイルドなコサギもいました。最近は、やや深い所で狩りをしていることが多いのは季節柄‥なのかな?

見慣れた面々は、それぞれが持ち場で活動している感じ。

でもポツンと単独のホシハジロは、なんとなく馴染んでいない感じでした。

何を思っているのかは‥。

知るよしもありません。〈若林〉□

 

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