今日も晴れ、とても良い天気です。

川ではコガモやマガモはめっきりと減り‥ヒドリガモはまだいますね。

ツグミと桜。

潟では飛び立つ前のタシギを見つけられるようになりました(一番右の草地にいます)。

タシギと出会える率が飛躍的に高まり、とてもうれしいです。

こんな感じ。

そしてなんと本日は、大胆にも田んぼで食べ物を探すタシギしゃんも!

コチドリもいます。

このタシギを観察するようになって、またひとつ生き物を知ることができました。

それはネズミ。

昨年末まで近所の川にいる哺乳類と言えば、タヌキとイタチ、ネコ、それにアライグマぐらいしか意識はしておりませんでした。

ですが年末にイノシシが川辺を駆け抜けるという騒動がございまして、その際、イノシシの足跡を探している途中で、ネズミの死骸を見つけたんです。

これが何ネズミだったかは定かではないのですが‥(頭を咬みちぎられておりました)。

それ以来、ネズミが気になるようになりまして‥

このようなモグラとは異なる穴を見つけるたびに・・

ネズミの気配を感じていたんですね。

で、先日、タシギを探して歩いていましたら‥。

このようなイバラの藪の中に、またしても穴を見つけたのです。

しかもその穴の周囲には、いかにもネズミがかじったような梅の種が落ちていました。

これはネズミだろうと、ネズミの穴に違いないだろうと。

サーチカメラを仕込んでみたのです。すると‥

ネズミ登場!

おそらくはアカネズミではないだろうか‥というところですが、どうなのでしょう。

でもやはり、穴はネズミのものだったんだ(と、思います。)

そしてネズミ探しの副産物?として‥

なんとクイナ!

クイナといえば、かつて一度見たっきりでした。(こちらをご参照ください2年前の2月12日のことでした)

キジやタシギなどと同様、いつもは土手向こうの藪地にいて、時折川にやってきてはエサなどを探しているのでしょう。

そしてさらには・・・

ツグミも。

そしてさらに・・・

なんとヒクイナも登場!

これは初確認です。私自身、10年以上前に霞ヶ浦水系の水路で観たっきりでしたので、この川にいると知ることができてとてもうれしいです。ちなみに今日は、姿は見えませんでしたが、鳴き声で存在を感じることができました。

ネズミが掘り返すことによる何かが関係しているのだろうか?

イノシシ→ネズミ→タシギ→ネズミ→クイナ・ヒクイナときて‥。

なんだかだいぶ魚たちからは離れているような気もしますが‥。

これら湿地性の生き物たちがどのようにまた川と繋がっていくのか、とても楽しみです。〈若林〉□

 

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