本日もなかなかに暑い一日。夕立は来るのかな?

事務所にこもって作業中です。ひたすらキーを叩く時間です。

さて。

でもやっぱり日々、少しずつの発見を。うるおい?でしょうか。

というわけで、本日もご近所の湧き水ミミズを探索に行ってまいりました。

道端ではアリたちが大忙し。

きっと夏が終り、命を落とす生き物がたくさんいるのでしょう。

静物としてのセミ。

マンモスとしてのセミ。

見慣れないアリが、まだ生きているミミズにたかっておりました。

アリはキイロシリアゲアリ‥でしょうか。

オームのようなシデムシ(漢字だと死出虫!)。

すごいな‥。

さて。

本日の湧き水は‥こちら。

実はあちこちにあることがわかってきた側溝系。つまりはドブなわけですが、そこを流れる水は武蔵野礫層からこんこんと浸みでた湧き水です(だと思います)。

ミミズになって泳いでみたい‥とまでは思いませんがクリアです。

カワニナがごろごろ。ミミズがいるとしたら右側の水面近くで茂っている水草の下か中か‥。

それにしても湧き水に生える草はとても美しいです。コケも水草も。

ぜんぜん知らないので、少しずつ時間のある時にでも調べていきたいと思います。

ナニゴケなんだろう‥。

恐竜の表皮のような‥ゼニゴケの仲間かな?

ストレインジな世界。

絵本にでも出てきそうな片腕のザリガニ伯父さん。

クモ伯母さん。

ザリガニくんとカワニナさん。

これもカワニナなのだろうか‥。小さくて細長い。

コウガイビルくん。

礫もありますが、シジミは見当たらず。

そしてこんな水路をたどっていきますと‥。

翠の世界へ!! 小さな笹舟でこぎ出したいけど、クモとかミミズとか怖いだろうなぁ‥。

おおっ!!‥いました。我らが湧き水ミミズ。10㎝ちょっとの「マッチョ虹色系」ですね。それにしてもこれまでの観察で考えると、やはり「マッチョ虹色系」は水との相性がいいというか、積極的に水中に出てくるタイプのような気がします。

コケの森の下におりました。

飴のような美しさ‥。

それにしてもここはコケがすごいな‥。

「大家の作品」と言われたら信じてしまいそう。

まさに森。

水の森。

光合成? 違うか‥。

(※後にネットで調べてみたところ「カヅノゴケ(鹿角苔)」というウキゴケの仲間みたいです。Yの字の葉がシカの角に見えるからだそう。アクアリウム界隈では「リシア」と呼ばれているそう。先端の泡は光合成により生成した酸素だそうです)

緑に癒されます。

小宇宙ですね。

そしてサワガニも発見!

メスでした。確認して藻の上に。

潜ってゆきました。

熱帯雨林のような。パラシュートでダイブ。

そして藻の中に、もう一匹だけいました。

美しいですね。

水中には絶命したセミ。生と死の混在する世界。

そんな湧き水ミミズ探索でした。

それにしてもかゆい! やぶ蚊が多すぎます‥。〈若林〉□

 

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