今日は曇り。どんよりと雨も降りだしそう。

本日もしこしこと事務所作業です。

その前に少しだけ川へ。

このところのルーティーンであった湧き水を見送り川にしたのは季節変わりを感じたから。

川のミミズはどうだろうと‥。

水量は平水。ひさびさに川に足を浸して感じたのは、川の水もまあまあ冷たくなってきたな、ということです。

20℃ちょっと。21℃のところもありました。午後はもう少し上がるのかもしれませんが、19℃平均の湧き水にまあまあ近い数値。

何者かによる掘り痕を発見!

アユかニゴイかコイか‥。

ニゴイやコイだとすると、川ミミズしゃんが食べられているのかもしれませんね。

ヤナギタデ、ミゾソバ、ツユクサが混生する小さな中洲。

ヤナギタデと黄色いのはキクイモ?

たくさん咲いてます。芋が食えるのならば食ってみようかな‥。

表面のノロを取ると良質な砂礫底が出てきました。シジミも発見。なんだろう、湧き水を感じるようになった気がします。気のせいかもしれません。

こんな感じ。トビケラの巣もたくさんありました。

そしてミミズもおりました!

小さくて細いオレハチが2匹。

・・が、すばやく潜ってしまいそれっきり。

ひとつ言えるのは、川の中のミミズは小石とその下の砂層の間に巣を作っているものと思われますが、横移動はめちゃくちゃ素早いです。そしておそらく砂利底を靴で踏む振動などにもめちゃくちゃ敏感だと思います。

「最初の一投が釣れる」は釣りのセオリーですが、ミミズ掘りのセオリーは「最初の一掘りこそ注意」となります。

そして石を裏返すなら、できるだけそーっと静かに優しくやったほうが結果は良くなると思います。

そして・・。

いましたー。太さ3.5mmほど、長さ10㎝ほどの「マッチョ虹色系」です。

いたのはこんなところ。完全に川の中です。水が下がっても川の中、という場所です。流れもそこそこある場所で、河床が流れで洗われているようなところ。

そんなところにいる「マッチョ虹色系」は総じて赤い。

太陽が当たれば虹色に輝くのかもしれませんが、くもり空の本日は鈍い色合い。

しかし会えてよかった‥。

やっぱり流れの中に出ていくタイプは「マッチョ虹色系」が多いな。

あとは「オレハチ」。

 

ミミズがいたのは写真下中央あたり。

近くには水草も。

エビモかな?

結構好きな水草です。なんか魚が釣れる印象がある。

ヒガンバナも咲いておりました。

アレチウリとヒガンバナ。

最後に流入する湧き水をチェック。

19℃。

水は澄んでます。

コケもびっしり生えてましたがミミズはおらず(というかいるのかもしれないけど出てこず)。

おなじみの水草。

おなじみ。

そして、本日の最後にちょっとした発見がありました。

マルタが‥いる。

近くには50㎝ほどのコイとニゴイも。そして小さなスズキもいました。そして育ったアユも。

それにしてもこの時期、この川をよくよく観察していなかったからかもしれませんが、この時期のマルタウグイに気づいたのは初めてです。なんだかあまり栄養状態はよさそうではありませんでしたが、群れでいました。

これはちょっと‥気になります。

ミミズもよいけど、10月になったら魚をたくさん観たいなあ。

・・と、そんなことを思った季節変わりの川ミミズ探索でした。〈若林〉□

 

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