春の嵐とも言える週末の荒れ模様を経て、ソメイヨシノが9分咲き。

川っぷちが一気に華やいできましたね。

オニグルミ。

オオイヌノフグリ。

トロ瀬の尻では、ニゴイの産卵行動が始まってました。

確認したのは2ペア+オス1といったところ。

大型のオスも例年、産卵場となる瀬を意識しはじめていました。

追星も出始めています。

今年も観察が楽しみです。

マルタウグイは少しだけ瀬に 差してました。3匹ぐらいかな。

そして、ホッチャレにはミシシッピアカミミガメが。

おそらく奥側の大きいのはメス。一心不乱にマルタウグイをむさぼっておりました。手前の小さいのはオス。一緒になって食べているようにも見えますが、決して食べることはありませんでした。彼は両方の前足を前方に突き出し、メスの鼻つらに向けてヒラヒラプルプルと震わせる求愛行動を行っていたのです。

メスは小さなオスには目もくれず、ひたすらがっついていました。

オスは時折、メスの尻尾側に回ってくっついています。

けなげですが、相手にされず・・。メスは満足したのか、その場を泳ぎ去って行きました。

 

今日は少しだけキツネの穴を探してみました。

これは以前、5月ぐらいに見つけた穴ですが、結構大きかったんですよね。

キツネがいるところを想像しながら歩いていくと、それなりに人通りが少なく河道も広めの場所に行き着きます。結果的にキツネの穴は見つけることができませんでしたが、代わりに小さな三面護岸の水路を見つけました。

そしてそこには・・

なんとドブガイの殻が!

見るとシジミやカワニナもたくさんいます。そして・・

おお!

いました。砂泥は1センチほどしか溜まっていないため、殻の半分は露わになっていました。

こんなところにもいるんだなと・・。

少しだけ探して見ましたが、川ミミズはおりませんでした。〈若林〉 □

 

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