今朝もウォーキングがてら、近くの川へ少しだけ。

朝にしてすでに暑い。暑くなる日は太陽光の強さがそもそも違いますね。

羽は乾きやすのでしょう。

白なら涼しいのかもしれませんね。

ニゴイのペアがいました。

5分ほどの観察で一度、放卵と放精を見せてくれました。

こちらツイッターにアップしましたのでご覧ください。

一回目の放卵の後、今度は動画ではなく写真を撮ろうと10分だけ待ちましたが、9分目ぐらいでメスが急に下流に去ってしまいました。

ニゴイの産卵期はもうそろそろ終わりかな?・・と思ってからもう少しダラダラと続くのが、毎年のことなのかもしれません。

その上流からはカルガモの親子が。

今年初めての観察。

フォーメーションB。

ヒナは8羽。母ガモは警戒しながら自らもガガンボやトビケラなどの虫を食べていました。ヒナは主にユスリカかな。いずれにしても虫食いの一団でした。

土手を登っていたのは、ミドリガメことミシシッピアカミミガメ。

ちょうど一年前にも、陸地を歩いている姿を観察していました。この時は子亀も(過去ブログ【茅場観察そしてコアジサシとカワウの狩り】をご覧ください)。

今朝の発見は、亀がこのように歩いてきたところは、まるでケモノ道のように跡が残ること。結構色々なところにありました。意外とたくさんの亀が移動しているのかもしれませんね。

おそらくは産卵のため・・だと思います。

そしてこちらも今年初見。アユがようやく上ってきました。すでにもう一つの支流では10日ほど前からおじさんたちが竿を立てていましたが、こっちの川では一昨日のまとまった雨が呼び水になったのかもしれませんね。

短時間でしたが、暑い初夏の1日に、生きものたちの、それぞれの季節を感じることができました。□〈若林〉

 

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