今日は全国的に強い南風。時折ビュッと吹く風に身をもたせる心地よさ。春ですね。 春、といえば桜の季節・・ではありますが、釣り人的には桜は桜でもサクラマスが気になる季節。春になると海から川へと溯上してきます。主には北海道や東北、日本海側となりますが、数こそ少なかれ、関東の川にも溯上してくることが知られています。 ですが・・釣り人が待ち焦がれる関東の春の遡上魚といえば、もうひとつ忘れてはならぬヤツがおりまして。
こちら。 ログサーモンこと、マルタウグイですね。 ログサーモン?・・と引っかかった方。改めて詳しくは説明しませんので、こちらをご参照ください。
ちょっと事務所に向かうがてら、そろそろではないかい?と、この釣りのメッカである川へ。 ポカポカの晴天。 ちょっとだけ竿を振り、 ルアーはやっぱりパンサーで(5g)。 同行者の根がかりに、思わず連写でシャッターを切ったりなぞしながら、水の中の春を探すこと数時間。
結局、釣れずじまいでした。 でもそれでいいんです。 「まだ、きてませんね」 そう感じることがまたうれしかったりするんですね。 まだ来ぬ水の中の春の到来をひと足先に感じることで、 まだ空っぽの瀬を先に見ておくことで、 彼らがやってきたときの喜びが増すのです。 溯上を待つ春。また来よう。
広い空にはトンビとハシボソガラス。 枯れ枝にはモズ、水面の波状飛行はハクセキレイ、群れるスズメ、真っ黒なウーヤン(鵜)。 川原を歩いてますと、ヒラヒラと微風に吹かれる鳥の羽根を見つけました。 なんでしょう? 小型のワシタカの仲間かな? きれいだな。
そしてお土産に少々採集。
今度は渓流の春を思い描き・・。
さっそく毛ばりを巻いてみました。
まずまずの出来に満足しつつ、手を嗅ぐと、ちょっぴりくさい。ケモノ臭・・。 液体石鹸で手を洗い、さあ、デスクワークの再開です。□
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