夕焼雲がきれいでしたね。

変わらずの事務所作業中ですが、なかなか前に進んでいかずの日々。

3G回線みたいな感じで、ドドッと進むときもあればボトルネックが狭まり停滞してしまうこともしばしば。

街はハロウィンが終わると瞬時にやってくるクリスマスを終えると一気にお正月へ。

川ではアユが流下しながらカモが飛来して、ナマズが独特の笑みを浮かべるのです。

このナマズ、秋の落ちアユの頃は、きっと豪華なご馳走にありつけているのでしょう・・と以前のブログに書かせてもらいました(ブログ【アユとナマズと私】参照)。

10月末現在、アユはまだ私のよく行く区間にいて、それを狙う釣り人もちらほら。下流にちょっと足を延ばしてみたのですが、どうやら産卵に適した砂利場が下流には少ないようで、産卵までここらへんでやるのであろう・・というのが、現時点での見立てです。そんなアユを、中国では「鮎」の漢字をあてられているナマズが食べる。いまの川は、そんな季節の交差点です。

ところが、先日、もうひとつの交差点を目撃してしまったのです。

それは小さなカモに襲い掛かるナマズの姿でした。

実際にところ、ナマズの姿は見ていないのですが、ナマズ特有の「バシュッ!!」という捕食音がした方向を見やると、水面でバシャバシャともがいているカモが・・。なんとか逃げおおせることができましたが、ちょっと私的にも衝撃的であったと同時に、オオタカがコサギを食べるシーンを目撃したとき(ブログ【ローライト時の密な気配】参照)のような興奮を覚えました。

ナマズはカモたちが来るのを待っている?

アユももちろん旨いけど、それより上等なのはさ・・なんて思いながら・・

揺らめく水面を見上げているのかもしれませんね。□〈若林〉

 

☆RIVER-WALK First Issue、Vol.2発売中☆