今日も晴れ。半袖の一日です。

このところ潟、潟、とばかりではありますが、本日も。

都内に出るついでの潟。

寄り潟ですね。

このところ日照り続きのためか、潟の水量も減っている気がします。

潟は蝶にとっても重要な水場なんですね。

ちうちうと吸っております。

で、本日気になったのは、潟の尻。いわゆる潟尻での出来事。

ご覧のように段差になって潟の水が一段下の川の本流に繋がる水路へと流れ込んでいるのですが、濁った本流水路にコイがたくさん差しておりました。

気になって本流の水門側をチェックしてみますと‥

ぶっといコイが‥

ハタキ(産卵)の予行演習のようにバシャバシャとやっておりました。

場所によってはこのように干からびた潟でしたが‥

ちょっとした気づきがありました。

 

それは増水したらコイとかナマズとかが大量に差してくるのではないだろうか?‥ということです。

実際に先日の雨で増水した際にコイが潟下流に差しているのは観察しているのですが、その時は水深20㎝ぐらいだったでしょうか?

私が気になっているのは雨による増水もそうですが、それ以上に田んぼの代掻きが迫っていること。

代掻きとは田んぼに水を張って泥や土をコネコネして田植えをしやすくする作業ですが、それがたしかもうそろそろだったのではないか‥と思い出したのです。

なぜ田んぼが潟に関係しているのかといいますとですね、先日、ちょっと気になって、潟を上流に遡ってみたんです。

するとそこに‥。

ということころで、今日も同じように遡ってみました。

潟上流部。だいぶからっからです。

あ、今日はタシギには会えませんでした・・。

ドン突きまで行くと、このようにトンネルになってます。

まるで以前の川の「楽園」へのトンネルのよう‥。

途中はこんな感じ。繋がっているのかどうかもわからないんですけどね。

こんな感じで掘られた水路にも繋がってる様子がうかがえます。

そしてこちらがトンネルの出口。少しだけど水が流れ込んでます。

そしてその先は、こんな感じなのです!

潟から立派な小川に。

これを辿ると田んぼエリアに・・・ん?

ん?!

いたーーーーーーーーーッち!!!

ひさびさに見ました。小さい。でも色は薄い。以前に見た2種とはまた異なるタイプ。時期の問題でしょうか‥。

身体、長っ!

盛んに何かを探してます。

可愛いな。

長っ! そして水に濡れても全然平気。

可愛いっす。

行ってしまった・・。

とんだ出会いがありましたが、溯上を続けますね。

この小川にはミドリガメやアメリカザリガニが結構います。

小川のほとりにはカルガモも。

水路の泥が掻き出されている。やはり、もうすぐなのでしょう。

田んぼに水が張られ、その排水が潟に流れ込む。濁った泥水に紛れてナマズやウナギやコイが遡上するのかしら。

もしかしてナマズの産卵も観察できるかもしれません。

潟に新たな期待を抱いた本日でありました。〈若林〉□

 

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