うだるような暑さの埼玉県南部。

その日射は危険なほど。外仕事の皆さま、本当にお気を付けください。

我がかたつむりハウスはメチャ狭いので冷房がすぐ効くかと思いきや、タンクトップ野郎にならないと過ごせないほどの冷房聞かず。2階だからその分暑いのでしょうが、部屋の中にいても危険です。段ボールで冷風を誘導してタンクトップに当ててます。

さて。

事務所作業に追われながらも、ここ数日気になっているのが潟育ちのカルガモたちなんです。

潟→小水路→本流という「GATA-WALKトライアングル」と人知れず私だけが呼んでいるルートがあるのですが、どうやらそれを私と同じように、カルガモたちが活用しているようなんです。

本日も潟はうだるような暑さ・・。

 

シオカラトンボがやたらと多い。一本隣の川はハグロトンボばかりなのに、おそらく潟の泥質がシオカラトンボのヤゴには向いているのでしょう。

麦わらトンボとも呼ばれるメスが、水面に卵を産んでます。

グリーンの複眼が美しい。

交尾した雄が、近くで産卵を見届けるのだそう。

メスのシオカラ。オスとの比率はここでは15対1ぐらいでしょうか。

オスが多いのです。

こちらオスのシオカラですね。

そして・・やってきました潟育ちのカルガモ団。潟育ち団ですね。

構成員は、潟かあちゃん+5羽の子ガモ。

草の根元で何かを食べているのですが、どうやら本命はザリガニ? カエル? エビ? いずれにしても素早く逃げるなにかなようです。

動きはかなりアグレッシブ。

食べものをゲットしたカモは横取りされないように急いで逃げます。

うーん、何を食っているのだろう・・。

首を伸ばして泥水に突っ込んで食べ物を漁ります。

また捕まえた!

何を食っているのだろう?

こちらではボラ?の幼魚に襲いかかるミドリガメ。

延々と追いかけておりました。

そうこうしてると、逆方向から別のカルガモが・・。

ふっくらしていて毛並みもいい。潟育ち、ではないな・・。

そして潟育ち団と対面。

どうなるのか? 触れ合うのか? 目を合わさずに素通りするのだろうか?

潟かあちゃんが気づく。

おぅおぅおぅおぅ!・・と。潟育ち団がやってきた。

あなた、まずいわよ。戻りましょ・・と一羽。

おぅおぅ、おぅ?(潟かあちゃん)

ここまで来て、潟育ち団の雰囲気を察したもう一羽が目をそらす。

ひぃいい~!!

潟かあかちゃん、すごい勢い。

執拗に追う。

ひぃい!!

ご堪忍~!

ふぅ、ふぅ・・。

子どもたちが後から追いつきました。

と思ったら、子どもも凄む!

さすがの潟育ち団。完全に潟では我がもの顔です。

そして再び・・

食事を開始!

潟かあちゃんは見張り役です。

何を食っているのやら・・

わかりませんが・・

とにかく・・

潟育ちは・・

たくましいのです。

捕まえている生きものを確認したかったのですが、泥の中州に上陸すると・・

皆で一斉に羽づくろいを始めました。

潟育ちなのに、意外とキレイ好き?

動作がシンクロしてますね。

いつまでこの潟にいるのだろうか?

潟かあちゃんとも別れの時が来るのでしょう。

外敵を怖れつつ緊張の連続だったりもするのでしょうが、幸せなひとときなのかもしれませんね。

どうみても兄弟。

すでに翼鏡が美しく色づいているやつもいれば・・

まだヒナの面影が残るやつもいます。

推定末っ子。どうやら羽づくろいをしたら、眠くなったらしい。

兄ちゃんたちと一緒に・・。

ねむ・・。

ねむぅ・・

プールではしゃいだ後の子どものような・・

安心しきって寝てしまいました。

しばらくお昼寝タイムのよう。

私も頭が燃えそうに熱い・・。

事務所に戻ります。〈若林〉□