今日もとっても暖かで、花粉がびゅんびゅん飛んでます。

春なのですね・・。

 

さて。

昨日はヤマメとアマゴの体色について書いてみました。

棲んでいる所の石の色と関係があるんじゃないかしら?と。

 

その流れを受けて、本日はこちらについて。

 

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イワナです。

イワナというと、釣り人は体の横についている点々の色を見て、ヤマトイワナだとか、ニッコウイワナだとか、これは天然漁であるとか放流モノだとか私見を交わしたりするのですが、私が気になっている色がもうひとつありまして・・。

 

それはこちら。

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お腹の色、なんですね。

このお腹は、上のイワナのお腹です。白いんですが、ちょっぴりマンゴー色に染まっています。

実はこのお腹のマンゴーが濃いやつと薄いやつがいるんですね。

 

たとえばこちら・・。

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完熟マンゴーでございます。

こんなのを見ると「おおっ、染まってるね~~!」と。

 

でも、ときとしてこんな。

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あ、真っ白か~・・と。

 

だからなんだ、というわけではないんです。

なんというか、一連の作業のようなものなんです。

 

釣る→撮影をする→ひっくり返してお腹の色を確認→逃がす

 

何気なく。

トランプや麻雀牌をひっくり返すのと似た何気なさ。

とりえあず裏を確認してみるという。

 

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柿みたい

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山吹色

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まだまだ染まりそう

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黒地に濃いマンゴー

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これもなかなか・・

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スッと筆で引いたような

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いやー、マンゴーですね。

 

で、今回、見つけた写真の中での最優秀マンゴー賞はこちら。

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う~ん、渋い。

この、黒との混ざり具合がいいんですよね。

しかも少しメタリック。

 

 

ともあれ。

このマンゴー色ですが、一説にはエビ系のエサをよく食べているとこんな色になる、なんてことも言われています。

 

私的にはそれに加え、やっぱり保護色的な意味合いも考えてしまうんです。

たとえば・・

 

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川底に積もった落ち葉の色である。

とか・・

 

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川底の石に着いた、赤みがかったコケの色である。

とか・・

 

周囲の色に合わせるためのマンゴー、といいますか。

 

 

それにしても・・・

 

なしてお腹が染まるのか?

 

そんなことも考えながら、イワナをひっくり返すのです。□