寒さが続きますね。

でも今日はローライト。

ならば……と、やはり行く先は

川。そしてトリ部でございます。

写真はコサギ。オオタカに狙われているコサギです。

なんか最近、感情移入してるんですよね、この鳥に。

きっとオオタカに食べられたシーンを目撃したからだと思うのですが、姿を見ると、わが身のように案じてしまうのです。

お前は白くて目立つんだから気をつけろよーと。

そんなオープンな場所で夢中になってエサ漁ってると、こっちのほうがハラハラしてしまうわ。

なぜならば、昨夕もちょっとだけ見にいったんですね。

すると、この暮れなずむ空に・・

ん?

やつだ・・。

きっとやつに違いない・・。

しばらくして、西の太陽へと溶けていきましたが、

そんなこともあって、心配しているのです。

しかしコサギとて、川魚にとっては恐ろしい翼竜。

ああ、ヌマチチブはん!(くちばしに注目を)

パクッ。

ううぐぅッ・・。

かあっ!(のどに詰まらせた?)

がかあーッ。

そしてこのコサギ、前にも少し触れましたが、ガサガサの名手なんです。

ガサガサというのは、手網を構えて岸際の草などを足でガサガサと掻き回して網に逃げた小魚をすくう遊び(漁法?)であり、私も趣味とするところなのでありますが、それをコサギも実に巧みに行います。

ガサガサと。足を水中に入れた足をブルブルと震わせたりもします。

それに驚いて草や岩の陰から逃げ出した魚を・・

ぬ、ヌマチチブはん!

つるっ。

はー美味かった。

自然界とは実にシビアです。

 

で、今日の目的はコサギ観察とはまた別にありました。

つい先日、2つめの食痕(しょっこん:食べ跡)を見つけて以来、考えていたことがあります。

オオタカは、結構、コサギを常食しているのではないだろうか・・。

 

そこで今日は、いま一度、先日歩いたルートを対岸まで渡ってぐるりと一周してみたのです。

すると・・

何気ない川辺の風景。

ですが食痕に眼力のピントを合わせている今の私はしかと捉えました。

やはり・・・。

第三の現場、発見。1週間以上は経ってそう。

そして、続けざまに・・

第四の現場も。これもまあまあ古い跡。

羽がデカい。もしかしたら・・ガイシャはダイサギ?

 

いずれも水辺。やつの得意とするwater kill。

ドクンドクン・・。

ただ冬のカラカラした川辺を歩いているだけなのに、この緊張感。

何かに導かれているかのようで・・

そのうち見ちゃならんもんでも見つけてしまうのでは・・なんて予感すら。

唾を飲みこんだ、そのときです。

 

ガサガサッ!!

うぉっ!

ゲーッ(といったような気が)

out of forcus…。

図鑑で調べたところゴイサギの幼鳥、でしょうか。

脅かすない・・・。

 

それにしても、きっと食痕はまだまだあるはず。

もう少し、追跡してみようと思います。

 

最後はこちら。

おなじみのアオサギ。

髪型のクセが強い!

でも飛ぶときはカッコいい。

着地。さらに髪、乱れる。

本人は気にしてはいないようです。〈若林〉□

 

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