花粉が舞う春の一日。

ソルトウォーター誌の入稿作業に追われるさなか、やはり行ってしまいました。川へ。ちょっとだけ。

どうしようもなかったんです。

なぜかって?

昨日でした。

いつものようにトリ部をひとり決め込んでおりますと、

コサギの真似(?)をして足をガサガサやるチュウダイサギ(不器用)を見たり、

やけにビニール袋を気に入っている雄キジに出くわしたり、

このところ群れを拡大しているコサギを見上げたりもしたのですが、

瀬をバシャバシャと暴れる魚もいたんですね。

ああ、ファットさんか。もうだいぶ上流に上がったと思ったんだけどな・・。

と、思いきや。

ログ・サーモンではないかーい!!

 

あ、「ログ・サーモン」とは、マルタウグイのことでして・・(名の由来はこちらのブログ【LOG SALMON】をご参照ください)。

 

とにかくファット・ラン(コイの遡上)に遅れること約10日。

やってきました。

 

そんなわけでして。

お世話になっているカメラマンさんにもご報告。

すぐさま来られるとのことで・・。

私も事務所と川との往復を余儀なくされたのでした(なんか人のせいにしているみたいですね)。

この背中の肉感。

この尾びれの切れ味。

水しぶき。

背びれを立てているのはディスプレイ。

ああ美しき。

ログ・サーモン。

水は思いのほか、濁ってます。

レンズに近づいてくれるのは目玉をヤラれたヤツだったりして。

きっと海からここまで上がってくる間にサギやウミネコなんかにヤラれてるんだろうな・・。

完全にヤラれたヤツも数匹いました。

 

でも上ってきた。

海から。

ちなみに見物に来ていた人が「あ、シャケだ!」と言ってました。

惜しい! 同じサーモンでも、これはログ・サーモン。

川にはほかにも・・

ミドリガメや、

カマツカや、

ヌマチチブがいました。

これはたくさんいて、コサギが常食しています。

よく湧いている。

そしてうれしかったのが、ミドリガメを押さえつける?スッポンとの遭遇。カッコいい!

 

時間の経つのも忘れそうになりますが、そろそろ戻らねば・・。そして懸濁物の多い川の水を2回飲んだところでギブアップ。

 

帰るべしっ!

 

春を感じた一日でありました。〈若林〉□

 

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