昨日今日と、とても暖かな埼玉南部。

発情期のネコが鳴いてます。

春めいてきたなー‥なんて思いながら過去ブログを振り返っていましたら、一昨年の本日(2018年2月12日)は、まさに【春めいてきた】というタイトルのブログを書いておりました。

そこではこれまで一度しかこの川で観たことのないクイナを目撃したことや、ヒメアマツバメが飛翔していたことが記されてました。

ヒメアマツバメと言えば、つい先日、鳥に詳しい方と話をしていた際に「巣材は泥じゃない」と聞いて、「ん?」と思っていたんですね。

これまた近所の川ですが、別の場所で泥をついばんで巣を作っていると思わしきヒメアマツバメを観察していたからです。

気になって観にいきました。

だいぶ崩れ落ちてますが、やっぱり泥で作られてた・・。

で、聞けばおそらくイワツバメだろうと。

素人目にはまあまあ似ているので、勘違いしていたようです。

確かやってきたのは春だったけど、夏ごろまでいたよな・・なんて思いながら、今年は「イワツバメ」として、じっくり観察してみようと思っております。

そんなことを思いながら、昨日もトボトボと川を歩いておりましたところ・・

あ!

ほわっほわのコサギ。

それはまあ、よいとして。

なんとヒメアマツバメが飛翔している様子を見ることができたのです。

イワツバメとは翼の形も違うようですが、素人目に最も判別がつきやすいのは腹の色だそうで、イワツバメは白、ヒメアマツバメは黒。

実際に観ることができたのは二羽ですが、たしかにヒメアマツバメでした。

で、今日も川をトコトコと。

日中15℃の予報も出ており暖かく、人がたくさんいます。

こちらは潟の様子。コガモです。鳥たちもどことなくノンビリムード。

常に食用区旺盛なオオバン。

ヒドリガモも陸生の植物を盛んに食べてます。

休耕田にはアオサギ。

タシギしゃんもいました。

スズメや・・

ヒヨドリも。

気になる巣穴。ネズミかな?

ツグミの存在も目立ちます。

それ以上に目立つのは人。

やはり暖かくなると人が増えます。

引っかけ針をガシガシしゃくってるオジサン。

タバコの吸い殻捨てまくってるオジサン。

タヌキとイタチの通り道には焚火の痕。

その焚き木を刈ったのでしょう。タヌキが背中をこすりつけていた木はノコで切られてました。(在りし日の木の様子はこちら)。

春めいてきました。

2018年のブログを見ますとコイの大量遡上、通称「ファット・ラン」は2月21日(こちら参照)。まるで川開きのように丸々と太ったコイがドシャバシャと川を上ってくるのです。

で、続けてログ・サーモンことマルタウグイの遡上です。

それらを狙って釣りをする人が集まります。

そしていつの間にかカモが少しずついなくなり、ソメイヨシノがつぼみを膨らませる頃、なんとなく私の足もこの川から遠ざかっていきます。

そんな春がそろそろやってくるのだろうということを感じた昨日今日でした。〈若林〉□

 

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