もういらんだろ、もういらんだろ・・と思いつつ、また急ぎガソリンスタンドへと走る日々ともお別れできそうな陽気ですね。・・あ、灯油の話です。 さて。 今回は、サクラも咲いたし、この陽気を迎え・・ひとつワタシの人生における三大発見のうちのひとつをご紹介しましょう! 三大発見。40数年生きてきて、実際のところ、まったく自分で見つけておいてこれはすごいと感心するなんてこと、まああまりないわけです。ワタシの場合は思い浮かぶ限りで3つ。 そのうちのひとつをご紹介しましょう! ・・・と、無駄にハードルを上げてからの・・ここでひとつだけ小話を。
“魅惑のゼリー”の話です。 それはとある郊外にある小さな茶屋でのこと。 店内に大きな張り紙があり、そこにはこうありました。 「私が発見した魅惑のゼリー! ぜひ一度、ご賞味ください!!」 まあ、だいたいそんな感じの売り文句です。 ここでいう“私”とは、そのお店の主であるおばあさん。 聞けば新宿まで50分もあれば行ける郊外なのに、生まれてこの方一度もその街を出たことがないというのです。そして自分のこの店で研究を重ね、魅惑のゼリーを発見したのだと。 そんな感じのお話をされてました。
で、そこまで言われたら、やはり気になってしまいまして、食べました。
すると、驚くことに・・・
それは、“牛乳カン”だったのです。
子どもの頃、給食にもよくでた牛乳カン・・。
やや衝撃を受けました。 ですが、またこうも思ったのです。 いや、これはこのおばあさんが発見した“魅惑のゼリー”に違いないな、と。
つまり、何を言いたいかというと・・。 個人的な発見というものは、そのようなものなんじゃないかってことです。 コロンブスの新大陸だってさ・・というと少し話がややこしくなるのでよしますが、まあ、私の三大発見も、魅惑のゼリーのようなものである、とお考えください。
・・と、ハードルを巧みに下げたところでいきなりの本題です。
それはズバリ、潮干狩りで活躍する発見なのです。
もう言っちゃいましょう、 それはアサリだらけの潮干狩り場からスペシャルなハマグリだけを効率よく狩る方法です。
・・はい?
あまりピンとこない人もいるかと思うのですが、私のよく行く富津や木更津などでは、潮干狩りが始まる前にアサリもまきますが、その中にスペシャルなハマグリも混ぜてまいてくれるんです。 当然、ハマグリは数少なく、いわば“当たり”のようなもの。 普通なら、アサリ30個に対してハマグリ1、2個がいいところじゃないでしょうか。
ですが、私の三大発見のひとつを用いることで、ハマグリばかりを連発してゲットすることができるのです。
だいぶ文章が長くなってしまったので、一気にイラストで説明しちゃいましょうか。
やり方はコレだけです。 ずばり、掘らないんです。 両手の指を広げて指先をズボッと砂浜に埋めて、そのままワシワシともみながら指先を砂の奥に沈めていくのです。ワシワシと。 すると、5㎝も指が入ると、いくつかの貝に指が触れます。多い所だと、同時にいくつも触れます。ですが、たいていはアサリです。なのですが、そのなかにハマグリがあることを、指の腹で感知できるのです。 つまりアサリはザラザラだけど、ハマグリはツルツルだと・・。
そしてツルッと指が触れた瞬間、おもむろにそこだけをピンポイントに掘り起こしてスペシャルなハマグリをゲットです!
ちなみに、アマモが生えている近辺がハマグリは好きみたいで、そこら辺を重点的にワシワシやると、さらに効率が上がり・・すごいことになります。 具体的な数は申しませんが、まわりの楽しそうに掘っていた家族がこちらを凝視しておりました。 正直なところ、ちょっと視線が痛いほど。
以上。 三大発見のその1、でした。
ちなみに、なぜ、このタイミングでこの発見を明かそうと思ったのかといいますと、潮干狩りシーズンに突入するのも理由のひとつですが、もうひとつの理由は、私、先週、川ですっころびまして・・。 指をアッガイ(ズゴックでもよし)のように立てたまま岩を突いてしまったところ、3本の指を突き指し、うち1本は骨まで割れていたという憂き目にあってしまい・・。 軽症なのでギプスもなしですし、仕事にも日常にもさほど影響はありません。 ですが! ワシワシは、ワシワシだけは・・ どうにも今年は諦めざるを得なさそうなのです(ハマグリ)。
なので、どなたかが、この発見の証明をして、痛い視線を浴びてみてください・・という気持ちで発表させていただきました。□ |
Pingback: RIVER-WALKブログ【三大発見その2】 | RIVER-WALK
Pingback: RIVER-WALKブログ【川っぷちの小さな湿地にて】 | RIVER-WALK