今日は晴れ。とても暑い一日です。 朝方、事務所前の三面護岸河川、通称「ガタ」でコイが2匹、座礁しておりました。 ものすごくドシャバシャやるので泥だらけになってしまうのですが・・ とりあえず2匹を確保。 あー濡れた濡れた・・と事務所に戻り、仕事をして午後になり、ちょっと気分転換の散歩に行くと、また2匹座礁しています。 こんな感じに。 はて? 次の満潮は夕方だから、コイはガタには入ってこられないはず。なのになんで2匹いるんだろ・・。 そう思って、ガタを上っていきますと・・。 上流からの水量が増えている・・。 おそらくは田んぼから落とした水です。 そしてこのようなボトルネック部が途中にあるため、その上流がダムのように、さらに水位を上げて、満潮時に遡上した魚たちを留まらせるプールになっていました。 写真ではわかりづらいのですが、プールには20匹以上のコイがいました。次の満潮で下流に降るのか? それともさらに上がってくるのか? ちなみに今日は最下流部には一匹もいませんでした。 ちなみに先週末、ガタの水位が足りず遡上できずに入口でハタキをしていたコイも載せておきましょう。 これだけいたのが今日は一匹もいませんでした。 昨晩の大潮でおおよそのハタキが終わったのかもしれません。 中にはチャレンジャーもおりますが・・ どのみちこの先には進めないんですよね。 さて。上流のプールですが、ある予感がしまして、くまなく探してみたところ・・ いたいた。 ナマズです。 実はこれからの季節のお楽しみは、ナマズの産卵なのです。 ナマズは川の氾濫域やそれに近い田んぼなどに侵入して産卵行動を行いますが、三面護岸のガタも、その役割を果たしているんです。 こちらは昨年の6月22日の様子(過去ブログ【ナマズを待った】) こちらはガタとナマズについて書いたブログです。昨年、最初の観察は5月初旬でした(過去ブログ【潟とナマズ】)。 なんとなく・・ですが、このガタにやってくるナマズたちにとって、それまでの大雨や大潮による増水と、そこに田んぼからの排水が混じった状態とでは少し違う気がしています。なんというか、泥を感じて産卵が促されるような‥。 だとすると、田んぼのニゴリが入りはじめた今日の大潮の夕刻満潮は、ナマズたちにとってたまらないのではないでしょうか‥? 果たして‥。 カルガモも生まれたようです。すでに雛は4羽。アオサギかアライグマか‥。 かつて見た「ガタ育ち団」のように、たくましく育って欲しいものです(過去ブログ【潟育ち団】参照)。 季節のめぐりを感じるお昼のひと時となりました。〈若林〉□
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