
九頭竜川や北上川などではサクラマス釣りも解禁となり、釣りシーズンも春めいてきましたが、先週は北海道のとある川でシロザケを観てきました。

編集のお手伝いをさせていただいている海のルアー釣り月刊誌「SALTWATER」3月号の校了(雑誌作りの最終段階)を終えました。いろいろとご協力をいただいた皆さま、ありがとうございます!
さて。今回のブログですが、テーマは「釣り人が聞き分ける音」について。

それは山裾の民家の軒先にある、ひとまたぎできそうな小さな川だった。コンクリートでできた1mほどの段差が続けてふたつ。40㎝を超えるサクラマスにとっては、なんてことのない高さのはずだ。

息を潜めて40分、ようやく一匹が岩場から顔を出した。水中に沈めたカメラを覗き込むようにして少し顔を出してはまた隠れ、次に顔を出したのは20分後。その次は10分後。いいぞ、と思ったら次はまた20分も出てこない。