作家でありイラストレーターの本山賢司さんが3月27日にご逝去されました。
2016-2018年に発行した渓流釣りの本『RIVER-WALK』では、かねてからファンであった私の強い要望にお応えいただき、イラストレーションストーリー「川と森の掟」をご寄稿いただきました。
ジョナサンでコーヒーを飲みながらの打ち合わせでは、目をキラキラとさせて「自分でも意外なんだけどさ」とでも言うように語られた物語の成り行きを、ファンのひとりとして嬉しく聞きました。
書き手からも解き放たれた自由なキャラクターを、本山さんはご自身でも楽しまれていたのではないでしょうか。
自然と野生動物、そして人との関わりを、自由に飛び舞う視点で描かれた数々の作品には、まるで自分の記憶のような、親しい重なりを覚えています。
大好きな一冊、『星の降る森で』
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
本山賢司さんの作品とイベントについて書いた過去ブログです。ぜひ、ご覧になっていただけると幸いです。
〝釣る〟だけじゃない釣りの本#9【星の降る森で 本山賢司】(2017年10月19日)
RIVER-WALK Vol.2はこんな本③本山賢司さんの連作画小説に浸る(2018年1月17日)
RIVER-WALKブログ【ブルー・フォックス】(2018年8月2日)
RIVER-WALKブログ【連作「川と森の掟」あらすじ紹介】(2019年2月26日)
RIVER-WALKブログ【WAZAO&Freshwaterfish展】(2019年9月26日)
【RIVER-WALK公開記事書評「星の降る森で」】(2020年4月30日)
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